ハードルが高い?電気製品の自作に挑戦してみよう


DIY感覚でチャレンジしてみよう

DIYをするように電気製品を自作してみませんか。電気製品はその気になれば自分の手で作れます。作業のハードルが高いのではないかと思うかもしれません。しかし、実際にはDIYと変わらない感覚でチャレンジできます。ホームセンターに行けば、DIYの道具やキットと同じように、電気製品の自作キットや多種のパーツが売っています。それらを設計図通りに組み立てるだけで、目的の電気製品を作ることが可能です。慣れてくれば、設計図を自作して、製品レベルの電気製品を作り上げることも無理ではありません。

簡単な電気製品の改造から始めよう

最初は簡単な電気製品の改造からチャレンジしてみましょう。近ごろでは100円均一でも、簡易ながら精度の高い電気製品が売っています。それらを改造したり組み合わせたりすることから始めるのがおすすめです。例えば、電池式のライトを改造して電気コードから電源をとれるようにしたり、ドアの開閉に応じてライトのオン・オフが自動で切り替わるようにすることは、それほど難しくありません。また、インターネットを検索すれば、多くの設計図が見つかるので、その中から気に入ったものを制作してみるのもよいでしょう。

電気製品の自作で注意したいこと

ただし、電気製品は文字通り「電気」を使います。そのため、間違った手順やつなぎ方をしてしまうと、正常に動作しません。それどころか、感電や発熱による発火という事態を招く場合があります。しかし、慣れないうちはどうしてもつなぎ間違いはしてしまうものです。そのため、制作した電気製品を試すときには、周囲の環境に十分注意して動かすようにしましょう。特に燃えやすいものは近くに置かないようにすることが大切です。

回路図通りに動作させるためにはプリント基板設計が必要です。板の形状や大きさ、穴の位置を決めていきます。